Forest ~ジェイク・ウェバー好き~





海外ドラマ『Medium』でジョー(ジェイク・ウェバー)にはまりました。

ちょいちょいティム・ロスやスタートレックも。
いいとしして急に思いついて始めたばかりの初級英語学習についても
ポツポツ呟きます。

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『変身』 

 

youtubeに細切れに上がっていた、たいそう若いティムさんが演じたカフカの「変身」。
舞台好きなのでみたくてたまらんかったんですが、ようやくフル動画をみつけて視聴できました。
フルに動画をアップするってのは著作権的にはダメなんでしょうが(ダウンロードもダメなんだよね)
でも、DVDはおろかVHSすらもう既に売っていないし。けれど今なお評判高いこれのようなものは、こうして誰かがアップしてくれると拝みたくなってしまいます。ありがたやありがたや。

カフカの変身。
高校生の頃だったか夏休みに読みまして。そん時は「なんでいきなり虫とかになっちゃったのに、「会社に行けない」って、気にするとこそこじゃないでしょー!」って、それが不思議で不思議でたまらんかったことを思い出します。でも嫌いじゃなかった、というか陰鬱な気分になるのに好きだった、なぜか心が落ち着いたものでした。
妙に心惹かれてその後何年かおきに何度か読みましたが、解釈なんて何通りもできそうなものに無理に解釈をつけるのも無粋な気がするのが今おもうこと。

森山未來くんがやった舞台での「変身」の時は、ただただ彼の身体能力に驚くばかり。不条理感は原作まんまだったように思いました。
ティムさんのは、私がティムさんのグレゴールに思い入れて観すぎるためか、とにかくグレゴールが可哀相で可哀相で・・。
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彼の人生初舞台は高校の文化祭でのドラキュラだそうですが、昔の彼はやはり「人ではない」ものがたいそう似合います。

虫になる前は完全に彼に依存していたくせに、虫のグレゴールを憐れむでもなく超毛嫌いする憎たらしい父親役は、スティーヴン・バーコフさん。どうやら宮本亜門の変身の演出は彼だったらしいです。これのさらに昔にはグレゴール役もやっていたようで。英国演劇界では『変身』といえば!みたいな方のようです。
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ある日突然虫になったグレゴール・ザムザ。
虫であることに疑問を持たないのはティムさん編も同じくなんですが、こちらのグレゴールは「虫」であることを毛嫌いされることにいたく傷つきます。それが哀れでたまらない。

虫になる前のグレゴール。可愛すぎる・・。
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そして、「虫であること」はグレゴールにとってすでに大前提と言うか自分そのものであるから、やはりそこに疑問を抱いたり後悔したりということはないのだな、と。ティムさんのをみてストンと胸に落ちたのでした。
人は、自分ののがれられない状況や認められない想いをグレゴールに重ねてみているのかもしれません。

解釈は無粋と言いつつ、「虫」であること、と言う部分は、世の中に存在するすべての別のレッテルをあらわす単語に置き換えることもできるな、などと。
あまりわからないまま不用意に言葉足らずに発言するのは意図せず誰かを不快にさせるようでよろしくないのでここまでにしますが。そんな意味でも今でも愛される作品であるのかな、と。原作も、舞台も。

youtubeにある冒頭4分。

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category: ちょいちょいティム・ロス

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コメント

 

グレゴール・ザムザ!

ワタシ、いつ読み直したんだっけか?とじぶんちを辿ったら、未来くんの舞台の頃、2010年でした。そのときにスティーヴン・バーコフさんというお名前もはじめて聞き、ロシアで撮られた映画も観たりしました。
繰り返しあれを読むだなんて、柚子ちゃんらしいというか、文学乙女だわー。ワタシなんぞ、もういいです(笑)。しかしティムさん、すばらしいキャリアだねー。やはり若いときにそのお役にめぐりあわなければ、過ぎてしまうものですよね。
で、ツウでもないのになんですが、やはり流石イギリス! 冒頭を拝見しただけで、イギリス演劇の気配が。わくわく。

あ き ら #dI6DO0LA | URL | 2013/02/02 23:49 | edit

>あきらさん

文学乙女とかじゃないです(^_^;)。そんなに傾倒して読んでだのじゃなくて、不思議だな~って感覚を楽しんでただけなので。
そっか、あきらさんは未來君の時に読み返されたのですね、まだ記事が残ってる?探しにいこうー。わたし、未來君の映像をとっていたつもりが残してなくって、今になって見返したいのですけどね。
ティムさんのは、TV映画用なので未來君ほど体力は大変じゃなかったと思うのだけど、私の思い入れだけじゃなく、やっぱりグレゴールに同情するように作られていたと思います。特にグレタに見放された悲しみと言ったら・・・クスン。
ティムさんのキャリアがすごいって言うよりなんか本当に運と人に恵まれた人だなーと思って。ろくに演技の勉強もしてないのに・・、けっこうハリウッドセレブっぽく我儘言うこともあるみたいだし、なのに次々使ってもらってるんだよねー。

今日、例の全盲アル・パチーノさん借りてきたよ、今週見るよ♪

柚子 #1Sembxyo | URL | 2013/02/03 18:45 | edit

バーコフの本があるんですよ

http://www.amazon.co.uk/Meditations-Metamorphosis-Steven-Berkoff/dp/0571176291/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1388804752&sr=1-1&keywords=Meditation+on+Metamorphosis

英国のFaber&Faberというところが出している本で『Meditations on Metamorphosis』(『変身に関する熟考』とでも訳しましょうか)というのがありまして、これがバーコフ演出の、非常に有名な(その特異な装置、演技から)『変身』に関するバーコフ自身の思い出話の本、になっているんですよ。

初演はバーコフが変身するザムザの役をやりまして、その演技の「青写真」ともいうべきものに沿って、再演以降、さまざまなスターやそうでない人々(←当時のテムとかです笑)が同じようにザムザを演じているんです。その全部をだいたいバーコフが全部、演出をしてるんです。だから、その役者がザムザに決まるきっかけから、舞台が終演するまでの、とても興味深い裏話が読めるものとなっております。各舞台での写真ページも少しありまして。

東京の丸善だったかで、たまたまこの本に出っくわした時の私の驚愕と喜びがいかばかりだったか…きっと柚子さんになら察して頂けると思います(笑)。まだあまぞん通販でスイスイと洋書が買える時代じゃなかったものですから…。でも、実はテムのとこだけしか読んでません。拾い読みも極まれり…お恥ずかしいです(^^)

暗黒シス子 #pRi4rINo | URL | 2014/01/04 12:13 | edit

がーーーん!!( ̄□ ̄; あちらでWater StonesやDaunt Booksに立ち寄ったんです。洋書はあれこれ買っても完読したためしがないものですから、舞台関係コーナーも「さすがにシェイクスピアばっかだな」とか思いつつななめにざっくり眺めただけでした。が、この情報みてたらきっと探し出せてたろうなぁー。バーコフさんの著書を探す、という発想がなかったなぁ。あーー残念ーーー。
バーコフさんの『変身』への考察だなんて、それ、すっごく読みたい。あ、でも、きれば日本語で。英語のままだと読み続けられる気がしないので(-_-;)誰か翻訳してくれないだろうか・・・マジで。
そんな本に東京でたまたま出くわされたんですね。えぇえぇ、わかりますともさっ。わたしならその場で小躍りしてるかも(←不審者)
その偶然も、愛の力が引き起こしたものなんでしょうねぇ。

柚子 #1Sembxyo | URL | 2014/01/11 01:00 | edit

遅まきながら

もっと早くに私がお知らせしていれば良かったのですね~すみません。
でも英語のままでは読破できそうにない、とお考えなら知ってても(見かけても)買わずじまいでしょうか?(笑)

訳本はまず出そうにない気がします…。いつか柚子さんが英語本の読破に挑戦なさる際にはこれにトライなさったら良いかも?(^^)興味深い本なのは保証付きです。

愛の力が引き起こした偶然…そんなことって可能なんでしょうかね~それなら嬉しいのですが。←ちょっと照れますが(笑)。日頃から好き好きって呟いたりブログに書いていたりした結果として、同好の士である柚子さんから演劇情報を頂いた、ってのは偶然というよりなりふり構わぬ愛情表現の賜物、という感じです…(笑)

暗黒シス子 #pRi4rINo | URL | 2014/01/20 23:42 | edit

>暗黒シス子さん

いいえっ、知ってたら買ってたと思います。いや、、バーコフさんの本というだけなら買わないでしょうねぇ。でも中でティムに言及している部分があると知ってたら買ってたでしょう。今は、送料出してまで買うかなぁ・・とちょっとケチケチ思っているところですが。でも、今度LAで生ティムとバーコフさんみてテンションあがったりしたら買っちゃうかも。当然、ティムんところだけ拾い読み確定ですが(^_^; 
まずは『Broken』読破してから次の本に手を出すべき、と思うのですが、どうも、一度読む手を止めて辞書を引く、という作業が集中力を欠いていけませんね。そこがネックであれもこれも完読できないんだと思います。ネットで読む時の別窓で辞書をひくはさほど苦にならないのですが・・。

愛の力、あると思うんですよねー。人間の『おもい』の力ってけっこうあなどれないとか思ってて。昨年、今や数年に一度しかTVドラマに出ないJake・Weberがドラマゲストで出ている回のOA日にたまたまLAにいて観ることができたのも、自力で引き寄せたと思ってます(笑)
今回も、ファンになって日も浅い自分が数少ないティムさんの舞台ご出演という機会を前に、ずっと読み逃げだったシス子さん宅に思い切って書き込んでみた、というのもちょっと運命めいていると思ってます。シス子さんが行かれるんじゃなければ、「自分だけ行く」気持ちはあっても実行に移せたかどうかわかりませんもの。

柚子 #1Sembxyo | URL | 2014/01/25 01:12 | edit

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