Forest ~ジェイク・ウェバー好き~





海外ドラマ『Medium』でジョー(ジェイク・ウェバー)にはまりました。

ちょいちょいティム・ロスやスタートレックも。
いいとしして急に思いついて始めたばかりの初級英語学習についても
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challenging 不親切な挑戦 

 

(マイミクさま。これはMIXIにあげたものと全く同じ記事です)

行ってきました。長塚・マクベス

なんともchallenging(チャレンジング)だなぁ、というのが最初の感想でした。

-------
challenging
1〈言葉・態度など〉挑戦的な.
2〈仕事・テストなど〉能力[努力]を必要とするような,難解だが興味をそそる,深く考えさせる,やりがいのある.
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私にとってどうしてもなにかしら引っかかる演出家、長塚圭史がとうとうシェークスピアに手を出すという、
そしてそれがマクベスときいて、芝居のためにわざわざ遠くまで出かけるのはもうやめようと思っていたのに、ついつい行ってしまいました。
金欠なんだけどなぁ。

1幕は、多分マクベスのあらすじを知らないと意味不明なんじゃ?と思うくらい。実際、休憩中にはあちこちで「寝てた」という声も・・。
核になる台詞は忠実に入れ込んであるものの、マクベスの筋を綺麗に追うことで楽しませることははなから目指してなかった、と思うんです、と言っても作り変えているわけでもないのですが。
シェイクスピアだぞ、しかも中でもたいそうわかりやすいマクベスなんだぞ、アラスジぐらいあらかじめ知っておけ、といわんばかり。
くわえて、シェイクスピアにおいて筋を追うことにさほど意味はなし、肝心なのはそこに書かれている「台詞」であるのだ、というのが長塚圭史からのメッセージではあるまいか。
想像ですけど。

ネタバレになるので書けませんが、円形劇場の観客巻き込み型演出も盛り込まれます。
コクーンにしろ松本にしろ、彼にとって円形劇場は初めてではないのでこの辺は慣れたものと思うのですが、「奇をてらってる」という人もいるかもしれない、なかには「ふざけすぎ」と思う人もいるかもと思う。
私も、この場面でこの手法・・どんな意図が?と首をかしげたのも事実。
衣裳も現代服であるし、ラスト小松和重さんのマルカム(新橋にいるサラリーマンにしか見えなかったけど、めっちゃよかった、小松さん)!
このキャストの中で「この」小松さんの重みのなさ(失礼)というか一番普通で庶民的である風情をマルカムにあてた、というのは、絶対思惑があってのことのはず。
とすればやはりそれも、この話が「スコットランドである」ということを念頭に置き、現に台詞でも「スコットランド」を連発し想起させるようになっているのですが、今のスコットランド独立キャンペーンについて考えあわせるとなかなか面白いように出来ているのかもしれない、彼がロンドン留学中に感じたことなども反映してのことかもしれない、と思ったりするのですが、そこはほれ、こちらの知識がついて行かず・・・です。
そこまで客のほうからすすんで考えないと「なんじゃこれ、意味不明」と思ってしまうかもしれぬつくりだったのでした。

そもそも衣裳が現代風なのも、身近にこんなヤツいるよね、元はそんな悪いやつじゃなかったのに、ちょっとした拍子に身の丈知らずないい話吹き込まれたのがきっかけで転落するみたいなさ、そのサマを客も一緒に身近に体感しようぜ、という狙いだった(はず)
魔女の定位置が客席であるのも、ラストの肝心なシーンでお客が例の役を演じるのも、すべて一緒にマクベスがアホのように昇ってそして自ら落ちていくさまを楽しもうじゃぁないか、という呼びかけであったと思うのですが。大ラスで、マクベスってコントか?と思わせるような巨大なあれを客に回させるのも、観客が当時の扇動される一般市民を演じる演出であったと思うのですが、それをいちいち客の方から「きっとそうだろうな、じゃぁまぁ、のってやろうかな」と思いつかないと楽しめない。楽しめないどころか、気が散る。
客をいじって一緒に乗ってきてもらいたいのなら、北村有起哉(彼は上手いよね、その辺)を入れておいてほしかった、乗っかっていくにはそれくらいのパワーが必要。

とにかくあれこれ不親切なのです。そして挑戦的なのです。自らのチャレンジでもあるのでしょうが、客に対しての挑戦状、もっと頑張れという叱咤激励でもある。
1作で大成功させようとは思ってないでしょうが、それにしたって3時間弱で1万円のチケ代がかかってしまうエンターテイメントにおいて、ずいぶんな冒険をしたものよなぁ。

記事にはしませんでしたが、夏場に見た舞台で、随分と親切に解説をしてくれる芝居を観ていて、「そこまで懇切丁寧に台詞で説明してくれなくてもいいのになぁ」
と思ったりしたのですが、こうまで「ついてくるなら勝手についてこい」と突き放されると、えらくスパルタだなぁ、と思う。
匙加減って難しいものなんだな。

ともあれ、
悪天候の中、飛行機は揺れるし乗り物酔いはするし、酔い止めで口は乾くし眠くなるし、寒いし(でも東京より福岡のほうが絶対寒い)、相変わらず都会は人が多いし電車は混むし(笑)
そんななか日帰りで頑張って行ったし。なんか「やり遂げた感」はあります。

観劇って、こんなに頑張らなきゃいけないことだったか?と思いつつ(笑)
見届けてやったぜ、という自己満足にひたっておる今日この頃。
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category: とりとめもないことをつらつら

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コメント

 

見届けてよかったね♪

コメントを書く元気がもひとつだったせいか、ご無沙汰しました。
そうですか。それはそれでいいかも。1万円でもいいよとも思います。往復の飛行機代を入れると、ちょっと高すぎるけど。円形劇場というものが、だいたいその手のものを受け入れる気風なのかしら?

最後の、観劇って。。の文章に、そうそう、それなんだよとなったワタシです。でも無理してでも苦しくても欲しいものがあるって、うれしくもありますよね。モノにしろ行為にしろ恋愛にしろ(笑)。

亀さんの今度の新作にしても、いわゆる完成度とか楽しませ度からいったらさほどうまくいく気もしないというか。マクベスのこととは別の性質でしょうが、彼の生の力技で理屈抜きに押してくるだろうなぁとか。長塚さんのそのチャレンジングにしろ長塚さんならでは許されるし、亀さんも亀さんならでは許されるのですよね。背負うのは、喜びだけでもないだろな。

エレメンタリー見れてないけど、今回分だけ先行して見るね♪ うれしいなぁ。

あ き ら #dI6DO0LA | URL | 2013/12/23 13:22 | edit

>あきらさん

ありがとうございます。はい、見届けましたよ。
観てなかったらずーーーっと心残りだったろうから、これでよかったです。

円形劇場が観客巻き込み方なのか、または圭史さんが串田和美さんの影響を受けたのかもしれないですね。桜姫んときもだいぶ客いじりしてたし。

無理してでも欲しいものがあるって、やはり喜ぶべきことなのですね。かなわぬならいっそ興味もたぬほうが楽なのにと思ったりもしますが、、、こうして書くとまるで片恋話のようですね(笑)

そうそう、亀さんが「亀さんだから許される」ことをできる立場にあるのね、なんてことを思ってました。完成度ははなから期待しないにしても、楽しませ度は頑張ってほしいものです。あのでっかい劇場にみんな大枚はたいて集うのですから。(かくいう私は行かないけど)
そうかーー圭史さんも亀さん並みの域に来てるのか。圭史さんの演出家としての位置みたいなのがいまいち客観的につかめてませんが。

うふ♪エレメンタリー、みてね。マジでかっこいいから、うふふ(#^.^#)
で、ブラッドさんのシェイムレスは見れた???今は一番緊張漂う頃だからまだ無理かな?

柚子 #1Sembxyo | URL | 2013/12/24 21:21 | edit

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